商売の要諦は、お金を「正しく」使うこと。|初代中村忠三郎
商売の基本は、お金を使って、お金を増やすことにあります。
商売は、お金を「使うこと」から始まります。決して、お金を「もらうこと」から始まるのではありません。
使わんとため込む、自分のところでせき止めるような「蓄財」とは、本質的に異なります。
人を喜ばせたり、人を雇って教え育てたり、ええもんを作るために試行錯誤したりするような、正しい目的のためにお金を使う。
そのお金が、世の中をまわり回って、自分に戻ってくるもんです。
お金を使って、お金を増やす。
商人の本懐は、世の中に、正しくお金を回すことです。
きょうも、おきばりやす。