2024-10-09 / 最終更新日時 : 2024-10-09 nakachuu 初代忠三郎のことば 呼吸の合わない人とは・・・|初代中村忠三郎 呼吸の合わん人とは、無理して商売せんでもよろし。 目先の利益を追って無理したところで、長い目で見て続きはしません。 どうぞ、よそさんに譲って差し上げなさい。そのほうが、お互いのためになります。 世の中は広い。無理せんでも […]
2024-07-31 / 最終更新日時 : 2024-07-31 nakachuu 初代忠三郎のことば 暖簾(のれん)の値打ちを決めるのは|初代中村忠三郎 暖簾(のれん)の値打ちは、世間様が決めるもんです。 長いこと商売してるとか、他にはないもんを扱こうてるとか、自分たちなりに努力しているとか、どこどこの御用品だとか、そんなん何の値打ちもありません。 暖簾なんて、世間様があ […]
2024-06-02 / 最終更新日時 : 2024-07-31 nakachuu 初代忠三郎のことば 仕事の効率化について ~遠方より友来る~|初代中村忠三郎 本日、広島より友来る。70歳をもって、家業を他に譲るとのこと。 その友曰く、よりよき仕事を行うには、現場に多くの仕事を与え、現場を多忙にさせることが肝要とのこと。多忙に過ぎるは現場を疲弊させるが、適度な多忙は現場をして知 […]
2024-03-22 / 最終更新日時 : 2024-07-31 nakachuu 初代忠三郎のことば 商売は原料から販売まで含めての総合力|初代中村忠三郎 原料が一等品でも、織り手の腕が三等級では、三等級の商品にしかなりません。どんなに良い糸を使っても、織り手が丁寧さを欠いたり油断をしたりすれば、すぐに三等級のものになってしまいます。 また、原料が一等品で、織り手が一等級で […]
2024-01-09 / 最終更新日時 : 2024-01-09 nakachuu 初代忠三郎のことば 「絶対に成功する」なんてありません|初代中村忠三郎 「絶対に成功すること」なんて、この世の中にはありません。 努力精進によって、成功する確率を高くすることはできます。 慎重用心によって、失敗する確率を低くすることもできます。 ただ、絶対に成功する、とか、絶対に失敗しない、 […]
2023-08-22 / 最終更新日時 : 2024-07-31 nakachuu 初代忠三郎のことば 仕事を渡す 席を譲る|初代中村忠三郎 人はいつまでも生きられません。 事業を続けていくためには、自分の仕事を、次の人に渡していかなあきません。 次の人に渡せなければ、自分がいつまでも生きてなならん。そんなこと、できしません。 自分はまだまだ現役やとか、まだま […]
2023-07-04 / 最終更新日時 : 2023-07-04 nakachuu 初代忠三郎のことば 商売の要諦は、お金を「正しく」使うこと。|初代中村忠三郎 商売の基本は、お金を使って、お金を増やすことにあります。 商売は、お金を「使うこと」から始まります。決して、お金を「もらうこと」から始まるのではありません。 使わんとため込む、自分のところでせき止めるような「蓄財」とは、 […]
2022-11-22 / 最終更新日時 : 2024-07-31 nakachuu 初代忠三郎のことば 「あれがない」「これがない」は、腕のない・知恵のない証拠です。|初代中村忠三郎 「あれがないから、これができへん。」「これがなくなったから、あれができんようになる。」 そんなんは、当人の腕が無い証拠。腕だけでなく、知恵もない。工夫もない。まったくもって、情けない。 ないなら自分が作ればよろしい。そん […]
2022-05-20 / 最終更新日時 : 2023-03-04 nakachuu 初代忠三郎のことば 商売半分、生涯半分。|初代中村忠三郎 商い(あきない)は、商売半分、生涯半分ぐらいがよろし。 全部が全部、単に売ったり買ったり、どれだけ儲かったかしか考えない「商売」になってしもたら、商いはまことに味気ない、しょうもないもんになってしまう。 ただ、全部が全部 […]
2022-02-03 / 最終更新日時 : 2023-03-04 nakachuu 初代忠三郎のことば ひとさまのことはいいなさんな|初代中村忠三郎 他人様(ひとさま)のもんのことを、とやかく言いなさんな。 自分とこのもんが良いなら、その良さだけをしっかり伝える。 なにも、あちらさまのものに比べてこちらがこれだけ優れているとか、あちらさまのもんはここが至らんとか、余計 […]